EA-SoRAを使ったバックテストおじさんが見るポイント
どうもこんにちは!リスキーです。
タイトル詐欺で今日こそはデリ〇ルの話をしようと思ったのですが・・!
さすがに人様のEA名をタイトルに使ってしまったので今回は自重したいと思います(マスターさんごめんなさい笑)
最近HANAの開発者さんであるtakahさんが新作のEA-SoRA-Dev.Editionが販売されました。
そこで今日はその商品紹介を・・・する訳ではなく(多少はします笑)
SoRAを使ってバックテストおじさんである私がどこを見ているのかを紹介する初心者からチ〇コに毛が生えたばかりの方には役立つかな?という自己満ブログをお送りします。
Quant AnalyzerのOverviewを見るだけの簡単な物なので上級者の方は特に参考にならないと思いますので期待されないよう、よろしくお願いします。
なぜSoRAを使って検証するのか?
このSoRAなんですが、なんとセットファイルが3通貨各5種類で合計15種類もあります!
正直初心者の方はどれを使ったら良いのか、全部使ったら良いのか中々分からないと思います(私も悩みました)
そこで私が悩みながらどこを見て決めたのかを記事にする事で購入者の方だけでなく初心者の方の参考にもなるかなと思いブログにしようと思いました。
まず考えたこと
エントリー根拠となる時間足が違うとはいえベースのロジックはボリンジャーバンドを使ったもので近いエントリーなる事も想定できるので5種類全部使うのは少し怖い。
なので使っても1通貨2種類ぐらいにしたい。
あ!短期足と長期足を1つずつ使えば相関低いかな?
よし!5~30分足と1~4時間足で分けて考えて何を使うか選ぼう
まず上記のような流れで考えました。
バックテストを比較する
各グループでバックテストを比較して、自分の好みの物を選択します。
今回はEURUSDのバックテストを使用します(バックテストはTick Data Suiteを使ってリアルスプレッド 期間は2003年5月から2020年1月前半ぐらいまでです)
比較にはQuant Analyzerというツールを使います(無料で使えて便利なのでぜひダウンロードしてください)
EAの性能を分かりやすくする為数値はPips単位で表示しています。
まずは短期足から
私は基本的に緑の線が引いていある部分を初めに見ます。
PROFIT FACTOR 通称 PF 総利益を総損失で割ったもの EAの基本性能
RETURN/DD RATIO 通称 リカバリーファクター(RF) 純利益を割ったもの EAの回復力
Payout Ratio 通称 レシオ 平均利益を平均損失で割ったもの EAの安定感
ExPectancy 通称 期待利得 純利益を取引回数で割ったもの EAの耐性
線を引き忘れましたがWINNING PERCENTAGE(勝率)とOF TRADES(取引回数)も見た方が良いかもしれません笑
EAの〇〇の部分は厳密には違うかもしれませんが最初は大体こんな感じで覚えておくと良いと思います 。
用語の解説も終わったので早速線が引いてある部分を比較します。
数値を比較するとSoRA15分足が勝っている項目が多いですね。
なので私は15分足を選択しました!
これ以外にもフォワードの情報がある場合はフォワードの情報を見たり、細かい項目が見たい場合はQAのTrade Analysisを確認することをおすすめします。
今回はSoRAが優秀で特にツッコむ所がなかった為割愛しますが、気が向いたらTrade Analysisを使って怪しいEAを見つける記事も書きたいと思います。
あ、数値がどのぐらいだと良いと判断する基準を説明してなかったですね。
それは沢山バックテストを見て自分なりに判断してください!
と言いたいところですが私の大まかな基準を書いておきます。
PF 1.2~2ぐらい(大きすぎてもカーブフィッティングの可能性を考えてしまうので)
RF 15以上(バックテスト期間にもよりますが10年以上ならこのぐらい欲しいです)
レシオ ここは知っておくだけで良いと思います。0.2以下はコツドカのイメージ
期待利得 1.5以上(出来たら2は欲しいですがEA次第)
ここは感覚ですし人によって好みが分かれる部分なので自分なりの基準を見つける事をおすすめします!
SoRA EURUSD15分足は全てクリアしているので文句なしです。
次は長期足のSoRAを比較します。
線が引いてある部分を比較します。
はい!1時間足の圧勝ですね!
という事で私は1時間足をつかいま・・
せん!
4時間足を使います。
え!?何言ってんだこのおっさん今まで書いてたのは全部嘘か!?
こんなことよりデリ〇ルの話を早く書け!
と言いたいかもしれませんが
理由があります。
せっかくなので予想してみてください。
では、理由ですが2018年~2020年のバックテストデータがマイナスで良くない結果だからです。
過去20年近くの相場で相当勝っていたとしても、直近2年で負けている手法って使いにくくないですか?
色々意見が分かれると思いますが私は使いにくいです。
10数年前よりも直近数年の方が今の相場に近い動きをするだろうと考えているからですね。
じゃあ昔の相場では勝ってなくても良いの?と聞かれると、ここも意見が分かれると思いますが私は負けているよりは勝っている方が良いと思います(当たり前笑
それだけ色々な相場に対応出来るという事でもあると思うからです。
どのぐらい参考にするかは非常に難しい部分ではありますが。
※フォワード期間が一年ぐらい経過して1時間足の方が成績が良かった場合は1時間足に変更する可能性もあります。
まとめ
私はEURUSDに関しては15分足と4時間足を使用します。
その他の通貨に関しては是非ご自身で分析してみてください!
ここに書いてあることが全て正しい訳ではないかもしれませんが、私の考えをそのまま書いたつもりです。
参考になる部分があれば是非真似してください。
参考になる部分がなかった方も、こんな考え方もあるんだなぁと頭の片隅に入れておくと今の考え方が使えなくなった時に使える可能性があるので覚えておいて貰えると幸いです笑
今回は初めての画像の編集とかで疲れました笑
最後に今回の検証に使ったSoRAのリンクを貼っておくので気になる方は是非!
ボラがある相場の方が恐らく得意なので今の相場でも使えるEAだと思います。
今年の相場で今回採用した15分足と4時間足は合わせて340pips獲得しているので。
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